2018年03月14日

案外シアワセかも。

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入院中の父は、ほんのひと月ほどの間に目に見えて認知症が進み、
娘の私から見ると、今の父の精神年齢は3歳程度のようだ。
毎日付き添っている母によると、
運ばれてきた食事は食べたくないとだだをこね、
口に入れたものが熱かったと、「あち、あち、あちぃ〜!!」と地団駄を踏む。
口内炎が痛いと言っては「いってぇぇ!!」と大騒ぎずる。
周りに他人がいても平気。
先日は点滴を針ごと引っこ抜き、そこらじゅうを血だらけにして
看護師さんを青くさせてしまったらしい。
「夕べ、点滴引っこぬいたんだって?」と私が聞くと、「おぅ、めんどくさくなってな」と
わかるようなわからないような返事が帰ってきた。
いろんな決まりごとがわからなくなっているのである。

自分が言ったことも約束したことも
周りへの余計な気遣いも
世間体も
みーんなどこかに行ってしまって
子どもみたいになっていく。
本人にとって認知症は、
案外シアワセな病気なのかもしれない。
posted by りつ at 10:41| Comment(0) | 私は店主
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